全国学テB問題に対応!    椿原正和の            国語授業力向上セミナー

講師紹介

椿原正和氏

2000年熊本大学大学院教育学研究科教科教育専攻修了。現在,熊本県公立小学校教務主任。全国の学校で飛び込みで授業をし,学級の児童を引きつける授業技量の持ち主である。熊本県内でもB問題対応の授業の校内研講師に呼ばれている。TOSS授業技量検定九段,日本教育技術学会理事。向山型国語専任講師として全国各地で講師を務める。著書は、「学級担任は子どものどこを見るべきか」「だれにでもできる基礎学力を保証する授業づくり」等多数

2017年

2月26日

高崎市労使会館(JR高崎駅東口徒歩10分)

他県で開催されたセミナー参加者の感想

〇過去問題の繰り返しでも、単なる受験テクニックでもない、「解き方・答え方指導」でしたが、おそらく、高校・大学入試対策としても極めて効果がある内容だと思いました。保護者も喜ぶと思います。そして、それは、椿原先生が大学の入試問題を検討し、分析していたという実績の上に、B問題の分析があるからだと思いました。「まず教師が解いてみる」「過去問を分析してみる」。この研修が大切だと思いました。高学年担任にならないと、関心をもたない教師が多いのが現状ですが、職員全員に、まず学力テスト問題を解かせたいと思いました。また、小学校の職員研修として、高校入試問題を解かせるようなことも必要かと思いました。(教頭・男性)

 

B問題は「解きたくない」「採点したくない」と思っていましたが、この講座を受けて、まったく逆の思いになりました。一人でも多くの教師に、多くの学校に広まっていくことを願います。私も、サークルメンバーに伝える、知り合いの校長先生や研究主任に伝えるなど、できることをしたいと思います。(指導主事・女性)

 

B問題の対策をどのように指導していけばよいのかが、とてもよく理解できました。授業と同じ手指導の型があり、子どもたちに教えるスキルがあるということを、知ることが出来ました。そして、それらをどのように授業の中に組み込んでいくと良いかを学ぶことができました。職場の仲間だけでなく、たくさんの先生方に知ってもらいたいと感じました。きっと、全ての子どもたちの力を伸ばすことにつながります。(指導主事・男性)

 

〇「子どもたちが問題を見るだけで投げ出してしまう」と講座の中で言われましたが、本当にその通りで、私はそのような姿を何度も見てきました。そのたびに「どういう指導をすればよいのだろう」と思っていましたが、今日の講座を受けて、あまりにもシンプルで、すっきりしていて簡単で、驚きました。難しいと思える問題も、構造を「見える化」していけば、頭の中が整理され、解けるようになると実感しました。小学校で指導すれば、中学校、高校と同じように考えていくことができる。子どもたちに授業したくなりました。(小学校教師・女性)

 

〇「テクニックではなくスキル」と講座の中で言われましたが、まさにその通りだと思いました。実際に椿原先生のおっしゃる方法で解いてみると、こんなにも簡単なのか!と感じました。「出来ない子に優しい」とは、このことだと思いました。私は、中学国語教師で、現在一年生を担任しています。授業をしていても、やはり、答え方の指導は、小学校ではされていないように感じます。まずは、同じように実践します、そして、高校入試を見据えた指導をできるようにしたいです。(中学校教師・男性)

 

〇講座1の学校全体で学力向上に取り組むことで生まれた「子どもの事実」に感動しました。わかりやすく説明し、かぶせるように、次、次、と正解を導き出し、趣意説明で深く納得させ、子どもの事実で感動させる。一連の組み立てで、流れるように頭の中に入ってきました。何点の答案か、採点して基準を明らかにするのに、最初に得点差がある答案を見比べ、最後に満点の答案と見比べ、さらに、前半に見せた答案の不足していた点はどう直せば満点になるか、という指導は「ルーブリック作成」の観点にとても参考になりました。「評価者によって得点が変わるのは当然」と思うところがあったので、反省しています。不公平のないよう、どの人が採点しても同じ点数になるよう、もっと評価の観点を明確にしようと思いました。(高校教師・女性)

 

 

B問題は難しいと思っていたのですが、今日の講座を受け、簡単だという考えに変わりました。本年度、新しい勤務先で6年生を担任していますが、学力テスト中、答案を書かず、つっぷしている子が何人かいました。解答用紙は、ほとんど白紙でした。その子たちも、今日のような授業を受ければ、きっと変わっていたのだろうなと思いました。今の子どもたちを担任するのも、残りわずかの期間ですが、今日学んだことを授業に生かし、少しでも力をつけて卒業させたいと思いました。(小学校教師・男性)

お申し込み先

小林智子

kobayashi.tomoko@toss2.com

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講座内容

講座1学校全体で学力向上に取り組むことで生まれた「子どもの事実」

相良南小学校(熊本県)での「子どもの事実」はどのようにして生まれたのか?「構造図による取り組み」についてご紹介します。

講座2 子どもが問題を読むようになる「条件付き問題」の授業

・条件付き記述問題。問題を読み、条件を満たしながら書く必要があります。子供の実際の解答用紙をお見せしながら、解説します。

講座3 作業によって「問題をよく読む」ようにするPISA型問題の授業

・全国学力テスト「ふれあい新聞」をご紹介します。〇で囲む・線で結ぶ作業で、選択肢問題の正答率がぐんと上がります。

講座4全員が記述式問題で満点をとれるようになる「書き込み」の指導

・物語文「一休さん」の教材を使用し、条件に短く書き込む作業について解説します。

講座5 学校にB問題対策システムを導入するイロハ

・学テ対策にかかわらず、学力向上は「チーム学校」を意識して行うことが大切です。校内研の映像をもとに、B問題の原則、年間計画への位置づけについてお教えします。

講座6 Q&A 参加者からのご質問にお答えします。